聖パウロの回心

「聖ペトロと聖パウロ」を祝おう!

Par Origenius

29 juin 2011

聖ペトロと聖パウロのお祝いは、毎年6月29日に、二人の殉教を記念して行います。彼らの生贄を通し、信仰は私たちにまで伝えられました。私たちは現在も、聖ペトロと聖パウロの信仰を受けてキリストの復活の神秘に与っています。私たちが今信仰を持っていることは、「殉教者の血は教会の種子である」という古代教父テルトゥリアーヌスの言葉が実現したものと言えます。

イエス様が「人々は人の子のことを何者だと言っているのか」と尋ねた時、信仰の薄い人々は価値のない正しくない答えをしました。普通の預言者などの様な人です、と。一方、信仰の強いシモンは「あなたはメシア、生ける神の子です」とはっきり答えました。実は、信仰の強い人しか、この様に信仰を宣言出来ません。ですから、イエス様はシモンの信仰認め、召命を授けたのです。

「あなたは『岩』(ペトロ)。わたしはこの岩(ペトロ)の上にわたしの教会を建てる。」

教会が建てられた最初の土台は、ペトロの信仰です。

初代教会の信徒を迫害したサウロは、キリストが死んで復活なさる前に、一回もキリストと会ったことがありませんでした。しかしサウロは、キリストの最初の弟子たちがいなくなるように殺したり、怖がらせたり、逮捕するなどして彼らを迫害していた時、不思議な出来事を通して復活されたキリストと会ってしまいました。

サウロが旅をしてダマスコに近づいたとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。サウロは地に倒れ、「サウル、サウル、なぜ、わたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。」

簡単に言うと、サウロは、復活されたキリストと会ったので回心したのです。回心を決定的にしたのは、イエス様に赦していただいたことです。赦されることは、復活の神秘に与ることです。イエス様に会い、赦されたサウロは、自分が迫害していたイエスこそ、待ち望まれたメシア、生ける神の子だと認めたのです。パウロとなった熱心なサウロは、赦しと救いをもたらすイエス様の福音を、命がある限り宣べ伝えました。

ペトロとパウロ、二人は、赦されて深い信仰を持っている人たちでした。ペトロは、深い信仰を持っている人の模範として教会に与えられています。そしてパウロは、よく赦されて救っていただいた人の模範として私たちに与えられ、私たちは彼に励まされるのです。

どんな価値よりも、どんな優れた生活よりも、聖ペトロと聖パウロにとって、全てを超える価値があるものは、赦しである救いと信仰でした。すなわち、愛の福音。

彼らはそれを守る為、迫害されて命を失っても構わなかったのです。なぜなら、彼らはもう既に永遠の命の神秘に与っていたのですから。殉教で流された彼らの血は、希望である信仰も、赦しである救いをも示しています。

ですから私たちも今、信仰を持ってキリストと結ばれ、救われた者として生活しています。

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